地球という封印の大地を砕いて
災厄が目覚めようとしている──
目覚めを阻止すべく、神の力によって静止された世界。
そして、再封印のために集められた
五人の《柱》と、一人の選定者。
現れた神の使いは、
地球に生きる全ての生命のために
《柱》となる五人の命を捧げよと言う。
迫られる、必要な犠牲。
進行する災厄の脅威。
最初の《柱》となるのは、
傭兵団に所属する青年ダウィン。
だが、兄のように慕うオーランドに助けられ、
さらに、神の力に操られてしまい、
彼を生贄に捧げてしまうのだった。
本来の選定者であるオーランドに代わり、
選定者となってしまったダウィンは、
世界を救うために、
残りの4人の命を捧げなければならない。
しかし、生贄として選ばれた者の中には、
幼なじみの女性マリーの姿が……。
「もし、世界を犠牲にすれば、
愛する人を助けられるとしたら、
あなたはどうしますか?」
決して天秤にかけることができない選択、
その決断はダウィンの手に委ねられる。
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